カテゴリー「ベネズエラ分室」の記事

2020年1月22日 (水)

1月5日、どのように国会議長が選出されたのか

15日、どのように国会議長が選出されたのか

 

15日の新国会議長などの執行部の選挙は、日本では大変歪められて次のように、報道されました(詳細は、拙稿「二人の国会議長選出の真相」20.01.06参照)。

「南米ベネズエラで独裁的な支配を続けるマドゥロ政権と、米国などの支持を受けた野党勢力の対立が続くなか、同国国会で5日、新議長を選出する会議が開かれた。治安部隊が国会を包囲し、多数の野党議員が議場に入れないまま審議され、マドゥロ政権に近い議員が新議長に選出された」(20.01.06 朝日新聞)。

「反米左派のマドゥロ大統領と、米政府の後押しで「暫定大統領」に就いたグアイド国会議長の対立が続く南米ベネズエラで5日、グアイド氏らが閉め出された状態で国会議長選が実施され、同氏の政敵であるパラ議員が新議長に「選出」された」(20.01.06 時事通信)。

しかし、現在に至るまで、両社とも、内容を修正する報道はありません。その後に筆者が入手した資料、その後の国会の進展状況をみれば、グアイドー派の策謀がいかに国民の立場から離れたものかが良く分かります。国会の勢力図、当日の詳細な動き、新しい国会の動きなどを、ひとつひとつ見てみましょう。

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2020年1月 7日 (火)

二人の国会議長選出の真相

二人の国会議長選出の真相

 

本日6日の朝日新聞夕刊は、ベネズエラの国会での議長選出について、このように報じました。全文を引用しましょう。続きはPDFでお読みください。

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2020年1月 1日 (水)

ベネズエラ、野党の現状

ベネズエラ、野党の現状

 

1228日、ベネズエラの中道保守系の新聞、グロボビシオン紙が、グアイドーの目は消えたという厳しい記事を掲載しました。それは、次のような内容で、全文記載します。

 

引用開始

19.12.28 グロボビシオン紙

 

腐敗、スキャンダル、傲慢さにより、フアン・グアイドーの星は消えた

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2019年12月29日 (日)

ベネズエラ国外移住者数の真相

ベネズエラ国外移住者数の真相

 

12月4日のメガアナリシス保守系世論調査では、この数年家族で移住したものがいるかという問いに

はい: 58.9%

いいえ: 41.0%

となっています。

 

続きはPDFをお読みください。

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12月4日のメガアナリシス保守系世論調査では、この数年家族で移住したものがいるかという問いに

はい: 58.9%

いいえ: 41.0%

となっています。

 

続きはPDFをお読みください。

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2019年12月24日 (火)

ベネズエラ、何が争点か 追加版

この加筆版は、2019年11月9日(土)京都外国語大学ラテンアメリカ研究所主催第19回ラテンアメリカ研究講座「ベネズエラを巡る」で行ったプレゼンテーションに、その後のベネズエラ事情の展開を加えて作成したものです。新しい事態の展開は、筆者の主張を何ら変更するものでなく、それを補強・論証するものとなっています。

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2019年10月 6日 (日)

不良在庫のリオ条約を持ち出したトランプ政権の危険な動き

不良在庫のリオ条約を持ち出したトランプ政権の危険な動き

 

はじめに

これまで、米国(オバマ政権及びトランプ政権)は、ベネズエラのマドゥーロ政権を打倒する政策は、①経済困難を利用して国民に暴動を起こさせ、社会的騒擾状態を引き起こす(2014年)、②メディを操作し、経済制裁を強化し、極度の経済困難を引き起こし、国民の蜂起を生み出す(2015年)、③国民投票によりマドゥーロを罷免する、またOASのアルマグロ事務総長と連携し、米州民主主義憲章を援用しベネズエラの資格停止を決議し、集団的制裁を行う(2016年)、④最高裁の一時的な誤った判断を利用して街頭で超過激なデモを展開し社会的騒乱状況を引き起こし、親米リマ・グループの支援も得て直接軍事介入もちらつかせ、政権を倒壊させる(2017年)、⑤三ケタに上るハイパー・インフレ、モノ不足、大量出国、国連人権委員会の報告を利用して、ベネズエラに人道危機が存在すると決めつけ、それを口実にして、米国を初めとする国際社会が介入して倒壊させる(2018年)、⑥野党のグアイドーに大統領自己宣言をさせ、内政上の正当性を作り上げ、人道的危機を喧伝し、コロンビア領から食料などを強行搬入させ、マドゥーロ政権及び国営企業への経済制裁を強化し、市民の蜂起を促す、あるいはベネズエラ国軍にクーデターを呼びかけ、マドゥーロ政権の打倒、ひいては、ベネズエラと密接な協力協定を結んでいるキューバのディアス・カネル政権の転覆を図る(2019年)というものでした。

 

続きはPDFでお読みください。

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2019年8月23日 (金)

ベネズエラ問題との関りで、主権、自決権を考える

ベネズエラ問題との関りで、主権、自決権を考える

 

はじめに

「ベネズエラ問題に」ついて、一部の連帯運動家の人びとから次のような疑念が提起されています。①民族解放闘争や政治革新に勝利し成功した勢力が、その後の民主化や経済的な自立、国内統治に失敗して国民の支持を失ったのに強権化して政権にしがみついている場合がある、②AALA諸国のなかには国内的に問題をかかえている政権や勢力がたくさんあり、初めから西欧の民主主義規範とは相いれない統治がおこなわれている場合がある、③そうした政権やそれを支える勢力が非同盟運動に参加して、国際問題でわれわれと同様の大義をかかげているからといって連帯の相手とするのかどうか問題である」。また、同時に「④各国の主権擁護と内政干渉反対の原則に照らして、新しく解明し、研究しなければならない問題が含まれている」と指摘しています。この疑念と指摘に応えるにあたり、差し当たって、問題の重要な要点である、主権擁護、内政干渉反対の原則が、歴史的にどう議論され、現在どのようになっているのか、下記に考察してみたいと思います。

続きは別添PDFをお読みください。

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2019年6月 3日 (月)

ベネズエラ、何が争点か?

ベネズエラ、何が争点か? 1961日現在

1. マドゥーロ大統領の正当性

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2. グアイドー暫定大統領の正当性

3. 経済危機の現状:厳しい経済状況

4. 人権が著しく侵害されているか?

5. なぜ「人道的危機」と規定するのか

6. 弾圧があるのか?

7. 制裁と内政干渉

8. 外国軍事介入の可能性

9. 米国及びEUの干渉の目的 

10. 国民の支持はどこにあるのか

11. メキシコ・ウルグアイの対話案提出される

12. 真の解決を求めて

 

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2019年5月31日 (金)

ベネズエラ、真の危機の解決を求めて

与野党は、3月よりノルウェー政府の仲介で対話をする交渉を秘密裏に行って(マドゥーロ大統領Telesur 19.05.29)、5月半ばよりノルウェーで交渉が行われています。続きはPDFをお読みください。

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2019年5月 1日 (水)

ベネズエラで何が起きたのか?

430日早朝、首都カラカスで野党の大衆意志党を中心とする過激派により、クーデター未遂事件が発生しました。このクーデターは、グアイドー国会議長、自宅軟禁を脱出したレオポルド・ロペス大衆意志党党首の首謀のもとに、一部の国家警備隊、国防軍、国家諜報組織の重機関銃で武装した数十人により実行されました。クーデター派は、前日の夕方から、目的を偽ってほとんどの警備隊、軍関係に30日カルロタ空軍基地に集合するように連絡し、多くの軍関係者が到着しましたが、目的が違うと気づき帰還しました。続きはPDFで。

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