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2020年2月 8日 (土)

ボリビア、革新政権の打倒、周到に用意された巧妙なクーデター

ボリビア、革新政権の打倒、周到に用意された巧妙なクーデター

PART I

 

PART  今回

  1. クーデター計画の歴史的背景
  2. 大統領選挙の実施
  3. クーデター計画の存在
  4. 警察・軍の蹶起とモラーレス政権中枢部の破壊
  5. アネェス暫定政権の成立

PART  次回

  1. アネェス政権の極右的政策の遂行
  2. 5月の新選挙の見通し

 

  • クーデター計画の歴史的背景

 

 

189番目のクーデター、これまでにない形

昨年11月10日のエボ・モラーレス大統領、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領の辞任は、米国の筋書きに基づく、警察=寡頭制勢力=軍による、新しい型のクーデターでした。ボリビアでは、1825年以降189番目の軍事クーデターでした。このクーデターは、軍部が決起し、戦車、戦闘機を動員し、主要官庁・通信・メディアを掌握し、時の大統領を捕捉し、国外に追放するという伝統的な典型的なクーデターではありませんでした。また近年ラテンアメリカで見られたような、大統領の邸宅を襲い、拉致し、国外に追放したクーデター(2009年ホンジュラス)や、議会の多数により数時間の間に新大統領を選出し、現大統領を失脚させる議会クーデター(2012年パラグアイ)や、議会の多数によりでっちあげの弾劾裁判で大統領を罷免する(2016年ブラジル)クーデターとも違うものでした。政府幹部の家族の家を焼き討ちしたり、略奪したり、安全を脅迫したり、与党の事務所を焼き討ちしたりして脅威を与え、社会的騒擾を起こし、政府幹部に個別に辞任を迫るものでした。

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