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2016年6月12日 (日)

アメリカの巨大ラム市場をめぐって、バカルディとハバナ・クラブのたたかい激化

米玖間の国交が回復し、キューバ電話通信公社ETECSAと米国通信会社とのサービス協定、環境保全の協定、直接相互郵便サービス、クルーザーの航行の許可、商業用定期直行航空便サービスの許可、各種米国人訪問客の増加などゆっくりと関係改善が進んでいますが、ラムの販売をめぐって、米国のバカルディ・ハバナ・クラブとキューバのハバナ・クラブの商標権をめぐる確執が激化しています。これまでの経過は、下記を参考にしてください。
http://estudio-cuba.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/vs-4946.html

アメリカのラム酒市場は、2014年23億㌦の利益を生んだといわれるほどの大市場で、バカルディ社は、プエルトリコ、メキシコで製造し「バカルディ」、「ハバナ・クラブ・プエルトリコ」のブランドで6000万ケース販売している巨大企業です。キューバは、ハバナ・クラブは、フランスのペルノ・リカー社を総代理店とし、2015年400万ケースを販売し、今後の販売の急増を予想しています。両者とも米国の経済封鎖が解除されれば、ラム酒の需要が急速に伸びるものと期待しています。

法律的には、米国でのハバナ・クラブの商標を取得し、更新を申請しているキューバ側に分がありますが、バカルディ側はそれを無視して米国内で販売を続けています。

問題は、味ですね。筆者は、キューバ産ラム酒になれているせいか、プエルトリコ産バカルディを飲みましたが、腰がなくいただけませんでした。プエルトリコ・ハバナ・クラブなんていわず、「サンフアン・クラブ」などのブランドで味で勝負してはいかがでしょうか。両方とも日本で買えます。皆さんの判定は、ハバナ・クラブにあがると思いますね。

2016年6月12日 新藤通弘

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