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2015年1月

2015年1月31日 (土)

中南アメリカ (世界地名大事典)、刊行される

中南アメリカ (世界地名大事典) が、昨年12月に発売されました。
山田 睦男 (編集)、中川 文雄 (編集)、松本 栄次 (編集)

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大型本: 1396ページ
出版社: 朝倉書店 (2014/12/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4254168993

本書は、メキシコからアルゼンチンまで、カリブ海諸国も含む、中南米33カ国の国名、県名、都市名、地理を1,396ページ、4,400項目にわたり、詳細に説明した画期的な大辞典です。
価格は、48,000円+税で、高いとも言えますが、各国とも一流の研究者が執筆した信頼性の高い内容です。考えようによっては、48,000円で中南米33カ国を知的にいつでも訪問できるわけで、旅行費に較べれば安いとも言えます。
キューバ編は、百数十項目を新藤通弘氏が執筆しています。
例えば、コントラマエストレという都市があり、このように説明されています。

コントラマエストレ(基礎行政区・市)Contramaestre
人口105,768(’10)■サンティアゴデクーバ県の北西部にある基礎行政区。同名の市が、基礎行政区の区都。カウト平野に位置している。区内をコントラマエストレ川が流れている。1976年の行政区分改革によりパルマソリアーノとヒグアニ基礎行政区から分離して生まれた市。面積は611㎢。
地名の由来は、近くに流れるカウト川よりも小さい川という意味で、市内を流れる川をコントラマエストレ(二番目の)川と名付けられたことと、この川が西部に流れず、シエラマエストラ山脈に遠ざかるように流れていることから、コントラマエストレと呼ばれるようになったといわれている説の2説ある。
この地一帯は1510年からスペイン人による植民がはじまった。以前は、先住民のインディオが居住していた。この行政区にあるバイレ、マイエ、マイビオなどは先住民が使用していた地名である。行政区一帯は、植民地時代、黒人奴隷は人口の6%しか占めず、多くは独立自営農民であった。19世紀後半、これらの自営農民は、スペインからの独立をめざし、独立運動を開始した。
主要な産業は、農業と牧畜で、主に柑橘類、コーヒー、サトウキビが栽培されている。養蜂も行われている。コーヒーは良質で、輸出されている。
【20.18N,76.13W】              【新藤通弘】

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