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2014年7月 5日 (土)

自衛艦隊のキューバ親善訪問

支倉常長、遣欧使節キューバ到着400年を記念して、自衛隊の練習艦「かしま」(4000トン)、「せとゆき」(2950トン)、護衛艦「あさぎり」(3500トン)が7月5日キューバを親善寄港します。日本とキューバの友好が一層深まると、素朴に受け止める人は幸せです。2隻の練習艦はもとより護衛艦は、最新装備の「軍艦」なのです。キューバ訪問がどういう「練習」になるのでしょうか。キューバの海岸の防衛能力は丸裸となるでしょう。

想い出されるのは、昨年9月のこのニュースです。

13.09.20朝日新聞朝刊
自衛隊「地球の裏側」にも 集団的自衛権で官房副長官補
 安倍政権で安全保障政策と危機管理を担当する高見沢将林(のぶしげ)・官房副長官補は19日の自民党の安保関係合同部会で、集団的自衛権の行使が認められた場合の自衛隊の活動範囲について「『絶対、地球の裏側に行きません』という性格のものではない」と述べ、日本周辺以外での武力行使の可能性を示した。
 高見沢氏は、自民党議員が「(集団的自衛権で自衛隊が)地球の裏側に行って戦争をするのか」と質問したのに対し、「日本の防衛を考えていくとき、地球の裏側であれば(日本は)全く関係ない、ということは一概には言えない」と述べ、内閣の判断によって遠隔地で集団的自衛権を行使する可能性に言及。一方で「米国が行くから全部そこについて行くわけではない」とも述べた。

そして、つい2日前、この高見沢氏が、集団的自衛権行使容認に踏み切った安倍内閣の法整備担当の責任者に選ばれています。

14.07.02 朝日新聞
集団的自衛権行使、関連法案準備へ NSCに担当チーム
 政府は、集団的自衛権の行使を認める閣議決定を踏まえ、関連法案の制定を準備する30人規模の担当チームを、国家安全保障会議(日本版NSC)事務局の「国家安全保障局」に作り、作業を始めた。設置は1日付。
 チームは内閣官房副長官補で同局次長を兼ねる外務省出身の兼原信克氏、防衛省出身の高見沢将林(のぶしげ)氏を筆頭に、武力攻撃事態への対処についての法改正などを検討する班と関係省庁との調整をする班からなる。

「密接な関係の他国(米国)に武力攻撃が発生し」という「新3要件」によれば、キューバは日本の敵国となるではありませんか。どうしても親善訪問と私には素朴に喜べないのです。

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