« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月

2012年10月22日 (月)

キューバ、タバコ・ロード、ブエルタ・アバホ周辺の散策ツアー

キューバ、タバコ・ロード、ブエルタ・アバホ周辺の散策ツアー
2012年10月2日「Cubanow」
フランシスコ・サマニエゴ

浦野保範訳

 キューバ観光省が、カリブ海の国であるキューバ最古の農工業、葉巻産業に興味を持つ人々に対して、ブエルタ・アバホ(ピナール・デル・リオ地方)を訪問して経験豊なタバコ栽培者達と交流する特別企画を打ちだしました。

 この企画は、キューバ観光省が、カリブ海の国であるキューバのタバコ栽培に興味を持つ人々のために、観光企画をより拡大して、ブエルタ・アバホのタバコ農場のいくつかを訪問して経験豊なタバコ栽培者達と交流するというものです。

 この地域では、最高品質のタバコの葉が栽培され、熟練者達によってハバナ葉巻に姿を変えて、キューバ最西端のピナール・デル・リオ県から世界市場に輸出されています。

 観光省の考えは、代表的な農場を訪問し、タバコ栽培農民の家に宿泊する企画で、観光を振興しようというものです。この地域で栽培される葉タバコは、キューバ産葉巻の表面に使用される葉の約70%を占めています。

続きは、添付のPDFをお読みください。
「12.10.22 キューバ、タバコ・ロード散策ツアー.pdf」をダウンロード

|

2012年10月20日 (土)

ベネズエラの大統領選挙では何が争われたか

ベネズエラの大統領選挙では何が争われたか―新自由主義との決別を再確認したベネズエラ国民―

 10月7日、今後のラテンアメリカの動きを示すものとして内外で注目されたベネズエラの大統領選挙が実施されました。結果は、左派の「偉大なる祖国勢力(GPP)」の統一候補、ウーゴ・チャベス現大統領、ベネズエラ社会主義統一党(PSUV)党首が、右派の「民主団結会議(MUD)」の統一候補、エンリケ・カプリーレス正義第一党(PJ)党首に11.2ポイントの差をつけて再選されました。

GPPには、ベネズエラ社会主義統一党、ベネズエラ共産党(PCV)、共同体変革党(REDES)、ベネズエラ人民団結党(UPV)、人民選挙運動(MEP), 社会民主主義党(PODEMOS)他、多くの大衆組織が参加しました。一方、MUDには、正義第一党(PJ)、新時代党(UNT)、人民の意思党(VP)、民主行動党(AD)、キリスト教社会党(COPEI)、社会主義運動(MAS)、人民の意思党(VP)などの保守勢力が結集しました。その他に4名の候補者もいましたが、いずれも0.5%以下の得票率で、事実上、チャベス候補とカプリーレス候補の一騎打ちとなりました。左右の両勢力が、新自由主義政策の可否をめぐって、文字通り総力を挙げて真正面から激突した史上最も熾烈な大統領選挙でした。

続きは、添付のPDFをお読みください。「12.10.20 ベネズエラの大統領選挙では何が争われたか.pdf」をダウンロード

|

2012年10月 8日 (月)

ベネズエラ大統領選挙結果をどう見るか

ベネズエラ大統領選挙結果をどう見るか

10月7日、ベネズエラ大統領選挙が実施され、事実上の一騎打ちの中で、左派の「偉大なる祖国勢力(GPP)」の統一候補、ウーゴ・チャベス現大統領、ベネズエラ社会主義統一党(PSUV)党首が、右派の「民主団結会議(MUD)」の統一候補、エンリケ・カプリーレス正義第一党(PJ)党首に10ポイント余の差をつけて再選されました。

続きは、添付のPDFをお読みください。

「12.10.08 ベネズエラ大統領選挙結果をどう見るか.pdf」をダウンロード

|

2012年10月 3日 (水)

米国の対キューバ経済・通商・金融封鎖解除が求められる


米国の対キューバ経済・通商・金融封鎖解除が求められる

本年の第67回国連総会においても、米国の対キューバ経済・通商・金融封鎖の解除が、各国の首脳・代表の演説によって強く求められています。今年は、11月13日(火)に封鎖解除決議案が総会に提出され、採決される予定です。決議案は、過去2年、反対は、わずか米国とイスラエルの2カ国のみという圧倒的な大差で可決され、米国とイスラエルは、世界の良識ある世論に完全に背を向けた形となっています。

1992年にこの封鎖解除決議が採択されて以来、今年で21回目の採決となります。今年も国連加盟国の180カ国以上の賛成で、採択されることは確実な見通しです。(経済封鎖の不当性・違法性については、本ブログの「国連総会で米国の経済封鎖解除決議、圧倒的な大差で採択(2011年10月26日)」を参照)

しかし、その後も米国のオバマ政権は、広範な世界の世論を無視して、キューバ経済封鎖政策を継続しているどころか、むしろ強化している面もあります。昨年9月、3年連続して、オバマ大統領は、敵国通商法(経済封鎖措置の適用の基盤であり、またそれを補則する諸措置を承認する権限を大統領に与える法律)のキューバへの適用を延長しました。米国財務省海外資産管理庁(OFAC)によれば、2011年末までに米国でキューバ資産2億4500万ドルが凍結されました。また、9月24日に発表されたキューバ政府の報告書は、米国の対キューバ経済封鎖による累積被害額は、2011年末現在でドルの対金価格減価分を考慮すると、1兆660億ドルに達するとしています。これは、時価で1080億ドルに相当します。

この一年間の代表的な封鎖強化例を記しますと、2011年10月、OFACは、テキサス州の石油産業資材供給会社、フロウサーブ・コーポレーション社が、2005~06年にキューバ及びその他の国との取引に関わったとして、5億200万ドルの罰金を課しました。

また、OFACは、2012年6月12日、オランダのING銀行が、2002年~2007年の間、米国の支店を利用して、キューバ及びその他の国々との取引を行ったかどで6億1900万ドルの制裁金を課しました。

米国では、11月6日に大統領選が予定されており、民主党のオバマ候補と、共和党のロムニー候補が、周知のとおり接戦を演じています。いずれの候補もニュアンスの違いはあれ、全米で第3位の大票田であるフロリダ州のキューバ系米国人の対キューバ強硬派の意見に引き摺られて、政策転換を図れないでいます。しかし、世界の世論は、明白です。どのような理由からも正当化できない時代錯誤の経済封鎖の解除が求められているのです。

日本でも、経済封鎖解除、キューバの主権擁護の主張を明確に行っている組織があります。その主張を添付しますので、ご参照ください。

(2012年10月3日 新藤通弘)
「12.10.01 オバマ、アメリカ合衆国大統領宛て書簡.docx」をダウンロード

|

2012年10月 1日 (月)

BBC、アブラアム・サモラーノ記者のえせ客観報道

BBC、アブラアム・サモラーノ記者のえせ客観報道

BBCのサモラーノ記者が、9月24日付の記事「ベネズエラ、大量の石油で何をするか」で、チャベス候補とカプリーレス候補の経済政策を比較して、どちらがより現実的かを述べています。

サモラーノ記者による両者の政策の説明は、必ずしも正確にそれぞれの政策を整理したものではありません。しかし、ともかく、それを見てみましょう。サモラーノ記者は、それぞれの主張を次のように要約しています。

続きは添付のPDFをお読みください。
「12.10.01 BBC、アブラアム・サモラーノ記者のえせ客観報道.pdf」をダウンロード

|

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »