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2012年9月19日 (水)

ベネズエラ大統領選挙直前の状況

ベネズエラ大統領選挙直前の状況

10月7日のベネズエラ大統領選挙まであと、2週間余となりました。筆者は、8月27日から9月10日までベネズエラに滞在し、選挙直前の様子を目にすることができました。

まず目を引くのは、ベネズエラ経済が好調なことです。今年上半期のGDP成長は、5.6%を記録しました。これは、政府の「ベネズエラ大住宅建設計画」(2011年から2017年までに200万戸建設)で、建設関係(22%)、運輸関係、鉄鋼関係が牽引した結果です。また、貧困層が減り、中間層が増えた結果、消費も増え、自動車販売台数も8月には前年度より14.5%増加していますし、民間製造業も本年度第二四半期には、2%の成長が見られました。確かに、カラカス市内でも、地方都市においても住宅建設が大々的に進められており、これまでに25万戸が建設され、政府の住宅建設の努力は一目瞭然です。インフレも本年度は20%を割りそうですし、雇用の創造、起業への支援により、引き続き失業率も下がっており、インフォーマル・セクターは、かつての53%から40%程度に減少しています。貧富の差は着実に縮小し(GINI係数は、1998年の0.48から0.39に大幅に改善)、貧困層が減少し(12年間で貧困層は42%から26.7%に、極貧層は16.9%から7%に減少)、中間層が増えています。年金受給者も1999年比較で、4.5倍となっています。

続きは、添付のPDFをお読みください。
「12.09.19 ベネズエラ大統領選挙直前の状況.pdf」をダウンロード

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