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2012年9月

2012年9月20日 (木)

オッペンハイマーの奇妙な議論

オッペンハイマーの奇妙な議論

マイアミの保守系有力紙「マイアミ・ヘラルド」のコラムニストのアンドレス・オッペンハイマー*が、またもや奇妙な議論を展開しています。
*オッペンハイマーについては、2010年4月9日付の「オッペンハイマーとたわごと」を参照ください。

オッペンハイマーは、「ベネズエラで選挙不正?」という題で、次のように述べています。
「最近、チャベス大統領が10月7日の選挙で敗北した場合、その結果を変えるために巨大な不正を準備しているという噂が盛んに流れている。しかし、先週、カプリレスと話した結果、私は、電子集計による選挙不正が可能かは大いに疑問に思っている。

カプリレスが40分にわたり語ったところでは、『選挙戦は、不平等な戦いで、チャベスが巨額の政府資金を使って、票を買収しており、テレビには無制限に出演し、各級の選挙機関を牛耳っている』。しかし、ベネズエラ政府が電子集計で選挙不正を行うのは容易ではない。カプリレスに、ラテンアメリカの最も優れた政治評論家のカルロス・アルベルト・モンタネールのコラムについて質問した。モンタネールは、チャベスが電子集計で選挙開票の一大不正を準備していると述べているからだ。

続きは、添付のPDFをお読みください。
「12.09.20 オッペンハイマーの奇妙な議論.pdf」をダウンロード

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2012年9月19日 (水)

ベネズエラ大統領選挙直前の状況

ベネズエラ大統領選挙直前の状況

10月7日のベネズエラ大統領選挙まであと、2週間余となりました。筆者は、8月27日から9月10日までベネズエラに滞在し、選挙直前の様子を目にすることができました。

まず目を引くのは、ベネズエラ経済が好調なことです。今年上半期のGDP成長は、5.6%を記録しました。これは、政府の「ベネズエラ大住宅建設計画」(2011年から2017年までに200万戸建設)で、建設関係(22%)、運輸関係、鉄鋼関係が牽引した結果です。また、貧困層が減り、中間層が増えた結果、消費も増え、自動車販売台数も8月には前年度より14.5%増加していますし、民間製造業も本年度第二四半期には、2%の成長が見られました。確かに、カラカス市内でも、地方都市においても住宅建設が大々的に進められており、これまでに25万戸が建設され、政府の住宅建設の努力は一目瞭然です。インフレも本年度は20%を割りそうですし、雇用の創造、起業への支援により、引き続き失業率も下がっており、インフォーマル・セクターは、かつての53%から40%程度に減少しています。貧富の差は着実に縮小し(GINI係数は、1998年の0.48から0.39に大幅に改善)、貧困層が減少し(12年間で貧困層は42%から26.7%に、極貧層は16.9%から7%に減少)、中間層が増えています。年金受給者も1999年比較で、4.5倍となっています。

続きは、添付のPDFをお読みください。
「12.09.19 ベネズエラ大統領選挙直前の状況.pdf」をダウンロード

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