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2012年5月

2012年5月28日 (月)

京都外国語大学創立65周年記念国際シンポジウムのお知らせ

京都外国語大学創立65周年記念国際シンポジウムのお知らせ
京都ラテンアメリカ研究所主催
テーマ:ラテンアメリカ地域統合への挑戦
期日:2012年6月29日(金)13:30-17:00
会場:京都外国語大学森田記念講堂
入場料無料、申込み不要

詳細は、添付PDFをお読みください。
「12.06.29 ラテンアメリカ地域統合国際シンポ.pdf」をダウンロード

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2012年5月20日 (日)

オスバルド・マルティネス世界経済研究所所長とのインタビュー

オスバルド・マルティネス世界経済研究所所長(CIEM)、国会経済政策委員会委員長とのインタビュー

現在、キューバでは、これまでの「経済モデルの刷新」(経済改革)が、進められています。昨年4月には、第6回党大会を開催し、「党と革命の経済・社会政策路線」を策定し、「刷新の導入・発展のための政府常設委員会」を創設して、経済改革の方針と体制が整えられました。また、今年の1月には、第1回党全国会議が開催され、改革の中での党活動のあり方、改革から生じる問題が議論されました。そこで、国会議員でもあり、国会経済政策委員会委員長として、毎年国会でキューバの経済状況を報告している、キューバ経済学者の重鎮であるオスバルド・マルティネス世界経済研究所所長(CIEM)に最近の改革の状況を聞いてみました。

詳細は、添付のファイルをお読みください。「12.05.20 オスバルド・マルティネス世界経済研究所所長インタビュー.pdf」をダウンロード

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2012年5月12日 (土)

中南米研究フォーラム主催 講演会のお知らせ

中南米研究フォーラム主催 講演会のお知らせ

今日、世界の中の日本、新自由主義グローバリゼーションが叫ばれるなかで、国内では失業の増大と雇用の不安定化、社会保障の後退などが進行しています。新自由主義的「構造改革」と世界的な金融・経済恐慌のもとで国民のいのちと暮らしをめぐる環境は激変してきています。そして、「3.11」東日本大震災・原発被害・TPP参加交渉や消費税増税への動きなど、日本社会は大きな岐路に立っています。こうした歴史的大転換期に生きているからこそ、今、私たちは世界に視野を広げる必要があるのではないでしょうか。
 中南米では、80年代、90年代の新自由主義政策の嵐の中で、国民経済が破壊され、社会は貧困が広がり、格差が拡大し、人々の文化、考え方も変容しました。その結果、新自由主義政策と決別し、大多数の国民の幸福を追求する左派政権が次々と生まれています。その中で先頭を切って独自の社会変革の道を歩むベネズエラ社会の現状を、中南米研究家の新藤通弘氏お話しします。
 どなたでも参加できます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

タイトル:21世紀中南米の地殻変動とベネズエラの改革
日時: 5月26日(土)14:00~17:00
会場: 平和と労働センター、全労連会館3階会議室304・305、
東京都文京区湯島2-4-4、JR御茶ノ水駅徒歩8分、地下鉄御茶の水駅徒歩7分。
電話: 03-5342-5609
資料代:700円
連絡先:中南米研究フォーラム事務局
TEL: 090-8444-4507(森谷)
 E-mail: moriya320116@yahoo.co.jp

「12.05.06 全労連地図.docx」をダウンロード

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2012年5月 7日 (月)

映画『ハバナステーション』鑑賞の栞

キューバ映画上映会:『ハバナステーション』
が、下記の通り上映されます。その際の鑑賞の栞をご案内します。

会場: セルバンテス文化センター東京
日程: 2012年5月12日土曜日, 18:15
マジートとカルロス、2人の子供の関係を通して、今のハバナが持つ社会的不平等を浮き彫りにする。ストーリーは、革命広場に程近い、貧しい架空の居住区ラ・ティンタを舞台に進む。カルロスの住むラ・ティンタに迷い込んだマジートは、自身の住む高級住宅地ミラマールとは異なるキューバを見出す。2人は5月1日を共に過ごすことで、お互いの現実と向き合うことになる。日本初上映。
言語:スペイン語(日本語字幕付)

入場料は無料です。要予約。

添付のPDFをご覧ください。

「12.05.10 ハバナステーション(Habanastation).pdf」をダウンロード

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2012年5月 6日 (日)

世界の世論を無視した偏狂なフロリダ州の対キューバ法案

世界の世論を無視した偏狂なフロリダ州の対キューバ法案

米国のフロリダ州で、奇妙な法律が制定されました。5月1日にリック・スコット知事(共和党)が署名した法律FHB959号です。法律の内容は、フロリダ州及びフロリダ州の自治体は、キューバあるいはシリアと取引を行っている企業とは、100万ドル以上の取引契約をしてはならないし、またフロリダ州の公的基金をこれらの企業に使用してはならないというものです。

なお、この法案は、現在国際的にもいろいろな問題点を批判されているシリアのアサド政権に対する政策と抱き合わせにしていますが、それはアサド政権の不人気を利用して、対キューバ政策を正当化しようというものでしょう。本当のねらいは、対キューバ政策にあることは明らかです。

この法律は、フロリダ州議会で、本年2月からキューバ系米国人の共和党議員、カルロス・ロペス・カンテーラ議員とマイケル・ビレカ議員により推進されていたもので、3月までにフロリダ議会の上下院でほぼ満場一致で承認され、知事の署名に委ねられていました。

続きは、添付のファイルをお読みください。

「12.05.05 フロリダ法律FHB959号.pdf」をダウンロード

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2012年5月 2日 (水)

ヒバーラ国際貧者映画祭

ヒバーラ国際貧者映画祭

この数十年、映画製作は、ハリウッドを中心にますます大規模となり、総制作費が何十億円と宣伝され、興行収入もそれを上回る何十億円と報道されたりします。しかし、一方で、今年になって「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」シリーズなどの大作映画で知られるジョージ・ルーカス監督が大作映画の制作からの引退し、小規模の実験映画に挑戦したいという意向をもっていると報じられています。

大作制作の商業主義がまかり通ってしまうと、発展途上国や、良心的な独立プロの映画人は、映画製作が困難となります。市場至上主義の新自由主義グローバリゼーションが拡大するなかで、高制作費映画と低制作費映画の差が拡大し、途上国あるいは少数民族の民族的、文化的多様性が犠牲になる傾向が生み出されました。そして映画人や民族性の自立の必要性が叫ばれるようになりました。

キューバでも、90年代に入り、「非常時」における経済危機から、映画予算の獲得が難しくなり、ほとんどの場合、スペイン、フランス、メキシコなどとの合作映画が制作されるようになりました。しかし、資金協力を得ると、当然、投下資金の回収を確保するため、協力者の側から映画の内容に意見が出され、キューバ側の映画監督は、資金と制作の目的との板ばさみにあうことが少なくないといわれています。

一方、近年映画制作の過程では、デジタル撮影技術、ビデオ映写技術の発展で、技術革新がめざましく、そうした技術を適用すれば、映画制作プロセスが著しく短縮され、低制作費で良心的な映画制作(貧者の映画)が可能となってきました。そこで、2003年、キューバ映画界の重鎮、「ルシア」、「成功した男」、「オチュンのための蜜」の監督、ウンベルト・ソラス監督(1941–2008)が、低制作費(低予算)で映画を制作する運動を提唱し、貧者の映画と題して、キューバの東部のオルギン県のヒバーラ市で、「ヒバーラ国際貧者映画祭」が開催されるようになりました。

ソラス監督の提唱によれば、「貧しいとは、理念や芸術水準が貧しいという意味ではなく、制約された資金の中で制作する映画」という意味です。したがって、低制作費映画は、途上国や恵まれない組織で作成されるものとされています。しかし、制作された映画を上映するには、独占的な映画配給網にも挑戦する必要があります。ところが、デジタル映画や、ビデオ映画は、小さな映画室でも可能で、一般の映画館も含め様々な形の上映が行われています。

こうして低制作費映画は、収益も必要であるが、それよりも作品の制作に関心をもつ映画人が、制約なく自由に制作できることに、大きな魅力があるといわれています。今回来日する「カサ・ビエハ(古きわが家)」の監督、レスター・ハムレット監督(1971-)は、今年の第10回ヒバーラ国際貧者映画祭の実行委員長を務めている、新進気鋭の映画人です。今年の第10回映画祭では、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアの20カ国から113作品が参加しました。そのうち、劇映画は、38本(11カ国)、長編11本、短編27本、ドキュメンタリーは31本(長編16本、短編15本)、シナリオは、11本、ビデオ作品は30本でした。劇映画部門の最優秀作品賞は、アルゼンチンのマリア・ラウラ・カサベ監督の「ペロンの寓話」が獲得しました。筆者は、大型画面で迫力ある映画を鑑賞することを否定するものではありませんが、ヒバーラ国際貧者映画祭が、ますます発展するように願っています。

「カサ・ビエハ」は、セルバンテス文化センター東京が開催します「キューバ映画上映会5月10日―12日」の初日、5月10日に上映されます(要予約)。また、上映前にハムレット監督の挨拶もあります。筆者は、3月にハムレット監督と面談しましたが、中々の好印象を受けた礼儀正しい映画人でした。

(2012年5月2日 新藤通弘)
「12.05.10 Casa Vieja 鑑賞のしおり.pdf」をダウンロード

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