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2012年1月

2012年1月30日 (月)

講演会「中南米はどこに向かうか」のご案内

≪日本の未来を切りひらく学習会≫
「中南米はどこに向かうか」
中南米の変革の現状と展望を聞き、各国の音楽映像を見ながら、中南米をひとめぐりします。
◆とき: 2月4日(土) 午後2:00~4:30
◆ところ: フォーラムはちおうじ 3F会議室 八王子市追分町6-14 
 JR八王子駅からバス10,11番、京王八王子駅からバス1, 2番で、追分下車1分。
 JR西八王子駅下車、徒歩8分。上履きをお持ちください。
◆講師:新藤通弘さん(中南米研究者)、日本AALA国際委員会責任者・東京国際大学、明治学院大学など兼任講師。
参加費:500円
主催:日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(AALA)八王子支部、日本AALA三多摩連絡会
連絡先: Tel/Fax 090-1256-2377(松井)、042-320-1091(小松崎)

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2012年1月29日 (日)

キューバ音楽関係文献紹介

キューバ音楽関係文献 洋文献のみ。邦語文献は省略。

近年、キューバ音楽についての関心が一段と高まっているようです。筆者の推薦する文献を紹介しましょう。


1. José Ardévol, La Introducción a Cuba: La Música, Instituto de Libro, La Habana, 1969.

2. Helio Orovio, Diccionario de la Música Cubana: Biográfico y Técnico, Editorial Letras Cubanas, La Habana, 1981.

3. Leonardo Acosta, Música y Descolonización, Editorial Arte y Literatura, La Habana, 1982.

4. Leo Brouwer, La Música, lo Cubano y la Innovación, Editorial Letras Cubanas, 1982.

5. Alejo Carpentier, La Música en Cuba, Editorial Letras Cubanas, La Habana, 1979 y 1988. 希代の作家カルペンティエールの蘊蓄を傾けたキューバ音楽論

6. Francisco Lpez Segrera, Cuba: Cultura y Sociedad, Editorial Letras Cubanas, La Habana, 1989.

7. Victoria Eli Rodríguez y Zoila Gómez García, …haciendo música cubana, Editorial Pueblo y Educación, La Habana, 1989. キューバの楽器、音楽理論を説明。

8. Orlando Martínez, Ernesto Lecuona, Edició José Rodríguez Feo, La Habana, 1989.
レクオーナについての伝記

9. Helio Orovio, Diccionario de la Música Cubana: Biográfico y Técnico, Editorial Letras, Cubanas, La Habana, 1992. コンパクトな最良のキューバ音楽辞典。

10. Behague, Gerard H. (ed.), Music and Black Ethnicity: the Caribbean and South America, Transaction, New Brunswick, 1993.

11. Mayra A. Martínez, Cubanos en la Música, Editorial Letras Cubanas, La Habana, 1993. ポピュラー音楽の歌手、演奏家を個別に論評。

12. Radamés Giro, Panorama de la música popular cubana, Facultad de Humanidades Instituto Cubano del Libro, Santiago de Cali, 1996. キューバ音楽について、いろいろな著書のアンソロジー。

13. Rafael Lam, Tropicana: A Paradise under the Stars, Editorial José Marti, La Habana, 1999. キューバ随一のレストラン・シアター「トロピカーナ」の歴史と、トロピカーナで活躍した歌手を紹介。

14. Isabelle Hernández, Leo Brouwer, Editorial Linotipia Bolívar y Cia. Santafé de Bogota, 2000. 409Pages, キューバのギタリスト,作曲家のレオ・ブロウウェルの本格的伝記。

15. Oscar Oramas Oliva, El alma del cubano: su música, Prensa Latina, 2002. キューバ音楽の形成をたどる。キューバ・ポピュラー音楽史。

16. Radamés Giro ed., Panorama de la Música Popular Cubana, Editorial Letras Cubanas, La Habana, 2003. キューバ・ポピュラー音楽の第一人者によるポピュラー音楽の紹介。

17. Helio Orovio, Cuban Music from A to Z, Duke University Press, Durham, 2004. 235ページ。キューバ人音楽研究家によるDiccionario de la Música Cubana, 1992をもとにした辞典。原本よりもさらに詳しく、最新の記述を追加してある。

18. Leonardo Acosta, Otra Visión de la Música Popular Cubana, Letras Cubanas, La Habana, 2004.

19. Ned Sublette, Cuba and its Music: from the First Drums to the Mambo, Chicago Review Press, Chicago, 2004.

20. Robin D. Moore, Music & Revolution: Cultural Change in Socialist Cuba, University of California Press, Berkeley, 2006.

21. Radamés Giro, Diccionario Enciclopédico de la Música en Cuba, Tomo 1,2,3 y 4, Editorial Letras Cubanas, 2007. キューバ音楽辞典、4冊からなる労作。

22. Radamés Giro, Música Popular cubana, Editorial José Martí, La Habana, 2007. 115ページ。キューバ・ポピュラー音楽小史

23. Armando Ledón Sánchez, La Música Popular en Cuba, Editorial El Gato Tuerto, Oakland, 2003. 20世紀に入ってからのキューバ音楽のさまざまな音楽を紹介。


(2012年1月29日 岡知和)

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2012年1月21日 (土)

カンディド・ナバーロとキューバ革命

カンディド・ナバーロとキューバ革命

このような形で一人でも多くの人々がナバーロのことを記憶に止めてもらえればと思います。私も初めて知った内容があり、大変興味深く、多くの良き思い出が甦ってきました。

革命や改革はフィデルを代表とする多くのリーダーの存在も間違いなく重要ですが、表には出ない、地道に、着実に自分の責務を果たす大多数の人々が支えて実施していることが実感として分かります。私が、35年にわたり知ったキューバの人々は、多くが真面目に、地道に働いていました。有能な指導者がいても、それを支持して支える多くの人々の存在は忘れられがちで、フィデルやゲバラが脚光を浴びますが、あくまでも代表者であって全てではありません。

ナバーロも革命の現状を批判はしていましたが、大筋というか、基本的なことは支持していました。キューバ人は文句ばかり言うが、いざとなったら国を守るため、そのあたりの普通の人までも頑張るのだと、ナバーロがよく言っていたこと思い出します。

ナバーロともう一度会えず残念でしたが、多くの良き思い出を与えてもらい、ありがとうと伝えたいものです。

(2012年1月20日 元大信インターナショナル副社長、浦野保範)

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2012年1月19日 (木)

ベニ・モレとカンディド・ナバーロ

ベニ・モレとカンディド・ナバーロ

私の友人のカンディド・ナバーロ(1929-2012)は、ベニ・モレ(1919-63)の友人でもありました。その彼が、ベニについて思い出を書き遺したものを紹介します。

ベニ・モレの思い出
1954年のことだが、私、ナバーロは、国内で衣服の製造販売を行っていた。そのため地理的に便利な国の中央部にあるサンタ・クララに住んでいた。ある日、ベニ・モレが家に訪ねてきた。この町で彼のオーケストラがコンサートを行うために滞在していたからである。

続きは、添付のPDFでお読みください。
「12.01.27 ベニ・モレとカンディド・ナバーロ.pdf」をダウンロード

「07.07 ベニ・モレ物語鑑賞のしおり.pdf」をダウンロード

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2012年1月 8日 (日)

2011年キューバ10大ニュース (2)

2011年キューバ10大ニュース (2)以下に2011年のキューバ10大ニュース(筆者選択)を紹介しますが、掲載順番が重大性の順番を示すものではありません。順不同です。

6) 米玖関係膠着の中にも経済的・人的交流拡大
今年も米玖関係には、米国側に若干の対キューバ制限措置で緩和はありましたが、大きな変化はありませんでした。

2011年の米玖関係は、1月12日のハバナでの定期移民協議から始まりました。双方は、麻薬、テロ、郵便事情の改善を話しあい、米国は、09年12月より逮捕・収監されている米国国際開発庁(USAID)の契約社員(諜報員)アラン・グロスの釈放を要請。会談は、相互尊重の雰囲気で開催
←グロス夫妻 (キューバ外務省)され、米国への非合法出国が著しく減少したことを双方は評価し、クロゥリー国務省報道官は、米代表団がグロスとの会見を許可されたことを評価すると述べて、まずまずのスタートをきったように思われました。しかし、一方で米代表団は、キューバの反体制派の指導者と1時間以上にわたり会見し、キューバ側は、これに強く抗議し、前年と変わらぬものとなりました。              

続きは、添付のPDFでお読みください。「12.01.07 2011年キューバ10大ニュース (2).pdf」をダウンロード

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2012年1月 3日 (火)

ラム酒の飲み方(2)

ラム酒の飲み方(2

このブログで、最も人気がある記事の一つは、どうやらラム酒の飲み方のようです。

キューバでは、かつては、各地方に地酒として、様々な銘柄のラム酒がありましたが、1959年以降、国有化され、銘柄が限られるようになりました。しかし、90年代に入り、輸出振興策が取られた結果、現在では、Cubay、Santiago de Cuba、Varadero, Havana Club、Caney、Bucanero、Mulata、Paticruzado、Vigíaなどのブランドのラム酒が作られています。お酒ですから、当然それぞれの方の好みがありますが、筆者の好み?なんといってもかつての「カネイ」でその7年物、口にガラス玉がいれてあり、逆さにして、底を叩いて注ぐ雰囲気が良かったですね。味は、辛口で・・・

続きは、PDFでお読みください。
「12.01.02 ラム酒の飲み方.pdf」をダウンロード

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2012年1月 2日 (月)

2011年キューバ10大ニュース (1)

2011年キューバ10大ニュース (1)

以下に2011年のキューバ10大ニュース(筆者選択)を紹介しますが、掲載順番が重大性の順番を示すものではありません。順不同です。

1) 国内政治、組織的に進められる
ラウル政権のもとで、いろいろな政策の作成、討議、決定、実施、実施状況の点検が、それぞれの機関の本来の役割に応じて開催されるようになりました。4月には14年ぶりにキューバ共産党第6回大会(規約上は、通常では5年に一度開催)が開催され、その後は毎月、拡大閣僚評議会が開催され、その討議内容がテレビ・新聞を通じて国民に報告されています。この会議には国家評議会委員、共産党政治局員、政府閣僚・幹部、大衆組織幹部も出席しています。党大会と、8月の国会で承認された「党と革命の経済・社会政策路線」  拡大閣僚評議会
の実施状況を点検するために、「路線の導入と発展のための政府常設委員会」が設置され、定期的に会議がもたれています。
8月と12月の国会の前には、拡大閣僚評議会、党中央委員会総会を開催し、各機関で討議を深めたうえで国会が開かれるようになりました。

続きは、添付のPDFをお読みください。「12.01.01 2011年キューバ10大ニュース (1).pdf」をダウンロード

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