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2011年9月25日 (日)

中南米における変革の進展

中南米における変革の進展
――ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、ニカラグア――
岡部廣治

はじめに
2007年10月現在、中南米に住む5億5000万人のうち2億8000万人、2人に1人が、米国の覇権主義・新自由主義に抗して民族主権擁護と民主化を推進する政権の下に生活している。30年近く前の1980年には、ラテンアメリカ人の2人に一人が軍政・独裁制下に苦しめられており、革新政府のもとで生活していたのは、24人に1人しかいなかった。最近数年間の中南米における変革の速度と広がりは明瞭である。
1999年2月2日にベネズエラのウーゴ・チャベス大統領が就任するまで、革新の旗を掲げる勢力が政権についていたのは、キューバ一国だけだった。キューバは、1959年1月1日の革命勝利以来、幾多の困難を克服しつつも、中南米で唯一、民族主権・民主主義を強化・深化し続けてきていたのである。
もちろん、一時的には、孤高の状態から抜け出すかにみえることもあった。
1968年のペルーとパナマ、70年のボリビアの革新軍事政権の出現。しかし、それぞれ、75年のベラスコ将軍の病気退陣、80年のトリホス将軍の航空機事故死(米CIAの陰謀)、71年の反動的軍部によるクーデターによって、革新の動きは中絶させられた。
69年に民主選挙で樹立されたチリ人民連合政権は、73年9月11日のピノチェトの反動クーデター(世界貿易センターへの航空機突入というテロとともに記憶されるべき米政府に助けられた「国家テロ」)によって、栄光の「1000日」を終えた。

続きは添付のPDFをご覧ください。


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