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2011年8月19日 (金)

最初のキューバ人社会主義者、パブロ・ラファルグ

最初のキューバ人社会主義者、パブロ・ラファルグ

ポール・ラファルグという人がいます。マルクス主義に関心がある人の中では、知られているでしょう。マルクスの娘婿、つまり、マルクスの次女、ラウラの夫だった人です。一般には、フランスの社会主義者、マルクス・エンゲルスの友人で、国際労働者協会(1864年創立、マルクスが創立宣言を執筆)総評議会の評議員、国際労働者協会のフランス支部、スペイン支部、ポルトガル支部の共同創立者、フランス労働党の創立者として知られています。

不破哲三さんは、「ポール・ラファルグというのは、フランス労働党の活動家ですが、インタナショナルでもマルクスに協力して大いに活躍しました。この夫妻あての手紙は、マルクス、エンゲルス書簡集のなかでも、非常に大きな比重をしめ、政治的、理論的に大事な内容のものが多いのです」というような、重要な人物でしたと述べています(『マルクス、エンゲルス革命論研究上』新日本出版社、2010年)。        ポール・ラファルグ→

実は、このポール(スペイン語ではパブロ)・ラファルグは、後年フランス国籍を取りますが、キューバ生まれのキューバ人だったのです。マルクスおたくの的場昭弘さんは、さすがにラファルグとマルクスの関係のエピソードを書いていますが(「ポール・ラファルグとラウラ・マルクス」雑誌『情況』2004年3月、4月号)、キューバでどう育ち、キューバの社会主義運動にどう影響したか、またラファルグの性格、ラウラとの結婚をめぐってのマルクスの態度までは触れていません。この点に関する史料は十分ではありませんが、キューバ、ラファルグとの関連で、若干分かるところを素描してみましょう。

続きは、添付のPDFでご覧下さい。
「11.08.19 ポール・ラファルグ.pdf」をダウンロード


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