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2011年8月11日 (木)

キューバの一党制の形成過程

キューバの一党制の形成過程

現在、世界のいろいろなところで、一党支配体制が問題となっています。キューバも、キューバ共産党の一党制です。一体、キューバで、どのような歴史的経過から、一党制が形成されたのでしょうか。

キューバの中学生用教科書『キューバ史』では、「諸政党は解散された」とのべられています。『キューバ共産党第1回大会中央委員会報告』では、「抑圧に奉仕した諸政党は、解体した」となっています。カントン・ナバーロの『キューバ史』では、「従来の諸政党は、専制政治の共犯者であったことから、信頼が失墜し、自動的に解体した」となっています。レイセスター・コルトマンは、著書『カストロ』で、「一月当初、すべての政党は、当面廃止された」と述べています。

果たして、諸政党は、臨時革命政府の法令か、指令によって解散させられたのか、それとも事実上次第に解体し、消滅したのか、歴史的な意味がまったく違います。どのように一党制となったかは、一党制からの脱却を考える意味においても、参考になることと思われるからです。しかし、キューバで発行された歴史書や年表でもこのことを詳細に論じたものは見当たりません。当時のことを良く知っているキューバの友人達に聞いても、解散させられたという説と、自動的に消滅したという二つの説が帰ってきます。ここで、当時の歴史を史料にもとづいて振り返ってみましょう。

続きは、PDFをご覧ください。
「11.08.12 キューバの一党制の形成過程.pdf」をダウンロード

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