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2011年5月 7日 (土)

ラーテルの分析手法は客観的か

ラーテルの分析手法は客観的か
ブライアン・ラーテルという米国人のキューバ研究者がいる。1964年から1998年までCIA(米中央情報局)のキューバ担当分析官であった人物である。著書、Brian Latell, After Fidel: The Inside Story of Castro’s Regime and Cuba’s Next Reader, Palgrave Macmillan, New York, 2005があり、邦訳もある(『フィデル・カストロ後のキューバ』伊高浩昭訳(作品社、2006年))。

ラーテルの執筆スタイルは、おおむね、キューバで発表される膨大なキューバ関係情報を綿密に分析し、実証的に叙述するというオーソドックスなものである。そして、実証的な展開の後、結論は、ラーテルの独断に基づく推断で行われる。しかし、読者はそれまでの精密な事実分析に引き込まれ、推論による結論は、さもありなんと思わせられる。結論は、いずれにせよ共産主義=国民抑圧の非民主主義思想・体制という観点から行われる。危険な毒を含んだ分析である。

続きは、添付のPDFをご参照ください。
「11.05.04 ラーテルの分析手法は客観的か.pdf」をダウンロード

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