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2011年5月

2011年5月27日 (金)

キューバ式離婚事情II

キューバ式離婚事情II
(安井 佐紀 編・訳)

5月18日付で紹介した雑誌『女性たち』の記事、「キューバ式離婚事情」は、キューバの政府系ウェブサイト「クーバ・デバーテ」にも紹介され、そこに多くのキューバ人の意見が寄せられています。それらを見ると、この問題のより多面的な性格が分かってきます。以下、いくつか代表的なものを紹介しましょう。

アマウリス・ドミンゲス・メリーニョ(男):
もし、法的でない、単に合意による結婚の破局も計算にいれるなら、はるかに多くの数になるだろう。
2011/5/11 14:03

続きは、添付のPDFファイルをお読みください。
「11.05.27 キューバ式離婚事情についてのコメント.pdf」をダウンロード

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2011年5月21日 (土)

キューバ情勢公開講演会教室変更のお知らせ

過日ご案内いたしました、下記講演会の教室が変更になりました。お間違いのないように、ご来場ください。
10階 1075教室⇒11階1165教室
なお、会員外の方、どなたでもご参加できます。

現代キューバ研究所・明治大学軍縮平和研究所共催
キューバ情勢公開講演会

現在、キューバは、1959-60年代の革命初期の諸改革以来の構造的な改革に取り組もうとしています。なぜそのような大きな改革が必要になったのか。4月の党大会では何が討議され、何が決められたのか。近い将来、キューバはどういう社会に変わっていくのか。計画と市場との関係、180万人の国家公務員の民間部門への再配置、配給制度の見直し、食料増産と有機農業の実際、医療制度の再整備、若手世代の指導部、人権問題と民主主義、米玖関係の見通し、など数々の疑問を、実証主義にもとづく豊富な資料の分析と詳細な現地取材によって、客観的に解明します。

講演テーマ:キューバ共産党第6回大会と今後の改革の行方

日時:2011年5月26日(木)、午後7時―9時

講師:新藤通弘
1944年生まれ。2008年、2009年、2010年はキューバで開催されたグローバリゼーション国際会議に招待されパネラーとして発言。2011年3月、ハバナで、キューバ経済研究所と東京資本論学習会議の合同シンポを企画、「中国、ベトナム、キューバの経済改革」について報告。現在は東京国際大学商学部・城西大学経済学部・明治学院大学兼任講師を勤める。著書に『現代キューバ経済史』(大村書店)、『革命のベネズエラ紀行』(新日本出版社)など。他、キューバ、ベネズエラなどラテンアメリカに関する論文多数。

場 所:明治大学お茶の水校舎リバティ・タワー10階 1075教室⇒11階1165教室。
東京都千代田区神田駿河台1-1
(最寄り駅/JR線・御茶の水駅、東京メトロ・御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、神保町駅)
会場までの地図:
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
※事前申込みは不要です。どなたでも参加できます。直接、会場にお出でください。

資料代:700円

現代キューバ研究所・明治大学軍縮平和研究所共催
お問い合わせ/ワークショップ内「現代キューバ研究所」(代表・早川幸子)
TEL03‐5226‐7718  E-mail: rq9y-hykw@asahi-net.or.jp

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2011年5月18日 (水)

キューバ式離婚事情

キューバ式離婚事情
雑誌『女性たち』*第538号、2011年5月12-18日号。
サラ・マス
*キューバ女性連盟(FMC)機関誌
(安井 佐紀訳)

意思の疎通の不足、嫉妬、暴力、愛の冷却、幻滅、同居の難しさ、新しい愛、和解できない相違点、プライバシーや住居の不足、あるいは単なる疎遠が、今日、少なからずのキューバ人の男女がパートナー生活を終える理由の長いリストに並んでいる。それは、法的な離婚であれ(もし正式な結婚であるならば)、あるいはフリーな結婚の場合の関係の解消であれ、同じである。

確かなことは、このカリブの島、キューバでは、人びとは、簡単にまた頻繁に、結ばれ、別れるということである。そこでは、現在のキューバの家族の傾向の一部として、いろいろなパートナーと一緒に生活することを何度も繰り返すこと、合意による結婚や、またその関係の解消や、法的離婚の増加が見られる。

法的でない関係の解消を数値で示すことは、不可能である。しかし、もしそれらの関係の解消を考慮すると、公式な統計が示す「キューバ式離婚」の数よりも、はるかに多いものとなるだろうと推測される。

続きは、添付のPDFをお読みください。
「11.05.15 キューバ式離婚事情.pdf」をダウンロード

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2011年5月17日 (火)

書評、イグナシオ・ラモネ著、伊高浩昭訳『フィデル・カストロ-自ら語る革命家人生』

書評、イグナシオ・ラモネ著、伊高浩昭訳『フィデル・カストロ-自ら語る革命家人生』(岩波書店、2011年)

2011年5月15日『しんぶん赤旗』掲載の新藤通弘氏の書評を紹介します。

「11.05.15 書評フィデルとの100時間、ラモネ.pdf」をダウンロード

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2011年5月14日 (土)

キューバ食料自給率再々考

キューバ食料自給率再々考

最近、また、友人から「ハバナの野菜の自給率」について、質問がありました。

この問題は、先ず、大枠を押さえて、自分の頭で考える必要があります。

食料の中で、野菜は、輸送、鮮度維持、保存の関係から、ラテンアメリカのほとんどの国で、あるいは世界のほとんどの国で、ほぼ自給されているということです。長期保存が可能な穀類、根菜類とは違うのです。穀物計算で自給率28%(2008年)の日本でさえ、野菜の自給率は1990年、91%、2008年、82%なのです。従って、キューバが、野菜消費の面で、特に自給で優れた模範国というわけではありません。他にもいくらでも国はあります。

続きは、添付のPDFをご参照ください。
「11.05.14 キューバ食料自給率再々考.pdf」をダウンロード

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2011年5月12日 (木)

キューバ情勢公開講演会のご案内

現代キューバ研究所・明治大学軍縮平和研究所共催

キューバ情勢公開講演会

現在、キューバは、1959-60年代の革命初期の諸改革以来の構造的な改革に取り組もうとしています。なぜそのような大きな改革が必要になったのか。4月の党大会では何が討議され、何が決められたのか。近い将来、キューバはどういう社会に変わっていくのか。計画と市場との関係、180万人の国家公務員の民間部門への再配置、配給制度の見直し、食料増産と有機農業の実際、医療制度の再整備、若手世代の指導部、人権問題と民主主義、米玖関係の見通し、など数々の疑問を、実証主義にもとづく豊富な資料の分析と詳細な現地取材によって、客観的に解明します。

講演テーマ:キューバ共産党第6回大会と今後の改革の行方

日時:2011年5月26日(木)、午後7時―9時

講師:新藤通弘
1944年生まれ。2008年、2009年、2010年はキューバで開催されたグローバリゼーション国際会議に招待されパネラーとして発言。2011年3月、ハバナで、キューバ経済研究所と東京資本論学習会議の合同シンポを企画、「中国、ベトナム、キューバの経済改革」について報告。現在は東京国際大学商学部・城西大学経済学部・明治学院大学兼任講師を勤める。著書に『現代キューバ経済史』(大村書店)、『革命のベネズエラ紀行』(新日本出版社)など。他、キューバ、ベネズエラなどラテンアメリカに関する論文多数。

場 所:明治大学お茶の水校舎リバティ・タワー10階 1075教室
東京都千代田区神田駿河台1-1
(最寄り駅/JR線・御茶の水駅、東京メトロ・御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、神保町駅)
会場までの地図:
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
※事前申込みは不要です。どなたでも参加できます。直接、会場にお出でください。

資料代:700円

現代キューバ研究所・明治大学軍縮平和研究所共催
お問い合わせ/ワークショップ内「現代キューバ研究所」(代表・早川幸子)
TEL03‐5226‐7718  E-mail: rq9y-hykw@asahi-net.or.jp

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2011年5月10日 (火)

富山AALA総会記念講演会


富山AALA総会記念講演会「今、世界を動かす変革の潮流―ラテンアメリカがめざす21世紀の新しい社会」

新自由主義の嵐が吹き荒れた中南米諸国で今、盟主として君臨した米国から自立する自主的な政権が多数生まれ、平和の地域共同体をつくり、公正な経済、分配の平等、参加型民主主義(「21世紀の社会主義」)を追求しています。世界に影響力を増してきている中南米の現在を考えます。

期日:5月29日 (日)、13:30~16:00
場所:富山市、CiC3階学習室1・2・3(富山駅前)
参加費無料
会員以外のどなたでも参加できます

講師 新藤通弘さん
(日本AALA国際委員会責任者・明治学院大学講師、中南米研究者)           
   
主催 富山県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会     
(連絡先  TEL 076-425-1583 松浦晴芳)

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2011年5月 9日 (月)

キューバ講演会のお知らせ

キューバ講演会のお知らせ
=フイデルからラウル・カストロ第一書記に変わったキューバ。
そこでは国の主権を守り、経済的自立と、社会主義をめざす改革が推し進められてきた。その立場を弱めることなく、徹底した国民的討議によって自らの弱点を克服し、大地に耳をつけて国民の声を聞くことが大切だと呼びかけられた=

講演タイトル:キューバの医療サービスと国民生活の発展をめざす経済改革の進展
話す人 : 深 沢 直 伊 (協立病院院長・群馬民医連会長)
      新 藤 通 弘 (明治学院大講師・キューバ研究者)
会 場 : 生協会館2階組合員ホール(協立病院敷地内)前橋市朝倉町828-1 tel:027-265-3511
http://www.kyouritsu.or.jp/html/access.html

日 時 : 2011年6月11日(土)午後1時30分~4時30分
資料代300円

主催: 群馬県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(群馬AALA)                                       事務局連絡先:TEL/FAX 0270-26-2229 石川

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2011年5月 7日 (土)

ラーテルの分析手法は客観的か

ラーテルの分析手法は客観的か
ブライアン・ラーテルという米国人のキューバ研究者がいる。1964年から1998年までCIA(米中央情報局)のキューバ担当分析官であった人物である。著書、Brian Latell, After Fidel: The Inside Story of Castro’s Regime and Cuba’s Next Reader, Palgrave Macmillan, New York, 2005があり、邦訳もある(『フィデル・カストロ後のキューバ』伊高浩昭訳(作品社、2006年))。

ラーテルの執筆スタイルは、おおむね、キューバで発表される膨大なキューバ関係情報を綿密に分析し、実証的に叙述するというオーソドックスなものである。そして、実証的な展開の後、結論は、ラーテルの独断に基づく推断で行われる。しかし、読者はそれまでの精密な事実分析に引き込まれ、推論による結論は、さもありなんと思わせられる。結論は、いずれにせよ共産主義=国民抑圧の非民主主義思想・体制という観点から行われる。危険な毒を含んだ分析である。

続きは、添付のPDFをご参照ください。
「11.05.04 ラーテルの分析手法は客観的か.pdf」をダウンロード

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2011年5月 6日 (金)

キューバの葉巻(2):ダビドフの謎

キューバの葉巻(2):ダビドフの謎
浦野保範 フラメンコ・キューバ文化研究家

 キューバの葉巻については、自分自身の思い出とともに、前回、ダビドフに簡単に触れ、「ダビドフの謎」については別の機会に紹介したいと約束した。それから、早くも2年が経過した。今回は世界の葉巻のトップブランド、ダビドフについて、キューバ撤退の諸説に触れてみたい。

 プーロ・アバーノ(ハバナ巻)の30数種以上の有名銘柄の中で、品質と気品と値段において、コイーバに勝るとも劣らない名品は、ダビドフであろう。この最高級の葉巻、ダビドフは、1969年からキューバで製造、販売されるが、1988年をもって最後のものとなり、現在ではキューバでは製造されていない。しかも、ダビドフの葉巻工場は、コイーバの葉巻工場と同じ「エル・ラギート」工場であった。

続きは、別添PDFをご覧ください。
「11.05.06 キューバの葉巻(2) 、ダビドフの謎.pdf」をダウンロード

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2011年5月 1日 (日)

キューバ経済研究所・東京学習会議資本論委員会合同シンポ(3)

3月2日―3日、キューバのハバナ市で、ハバナ大学付属キューバ経済研究所と東京学習会議資本論委員会の共催で、「マルクス主義の古典と、日本、キューバ、東アジア及びラテンアメリカ」というテーマで合同シンポジウムが開催されました。以下にキューバ側の発言のいくつかを紹介します。

ホルヘ・カサルス・ヤーノ、「ラウル・ロア」国際関係大学副学長、「諸国民貿易条約 (TCP)貨幣=商品関係と「公正貿易」

別添、論文をご参照ください。
「11.02.16 カサルス 「諸国民貿易条約―貨幣=商品関係とフェア・トレード」.pdf」をダウンロード

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