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2009年9月23日 (水)

それからのホンジュラス(3)

それからのホンジュラス(3)
2009年9月23日午後12時現在

ホンジュラス情勢が緊迫しています。情勢をどうみたらよいのか、この1週間の動きを整理しました。

ホンジュラス問題を分析する場合、次の5点がキイ・ポイントと考えます。
① 軍事クーデターによる民主的に選出されたセラヤ大統領の国外追放は認められない。
② したがって、セラヤ大統領の無条件の復帰が必要。
③ クーデター首謀者たちと打倒された合法政権を同等に扱い、喧嘩両成敗とすることは正しくない。
④ 問題の解決は、平和的に行われなければならない。
⑤ 問題の解決は、あくまでホンジュラス国民が行うもので、国際社会の協力は①-④の支援を行うことである。

しかし、現実政治は、各国の思惑、いろいろな指導者の思惑で様々な行動、発言が行われます。しかし、長い目でみると、時々の情勢でどういう勢力が政権につこうと、この5点の論理は、国民の力によって必ず実現されるものです。

そうした意味からは、筆者は、セラヤ大統領と、ルーラ代大統領の次の発言が、もっとも妥当と考えます。
9月22日、セラヤ大統領、「クーデター派は、国際社会は対話による平和的解決を求めているのに、国民に対し、暴力と弾圧で応えている」。
9月22日、ルーラ大統領、「ブラジルは仲介役を果たすつもりはなく、インスルサOAS事務総長の仲介を支持する。60年代と違い、指導者の好き嫌いは、選挙で決めればいいことだ。したがって民主的に選出されたセラヤ大統領を支持するのである」。

9月22日、インスルサ事務総長、「セラヤ大統領の帰国は、平和的解決の良い機会である、クーデター後3カ月経過したが、暫定政府を承認した国は一国もないことを銘記すべきだ」。

これらの発言は、次のクリントン国務長官、アリアス大統領の発言と対照的です。
9月21日、クリントン国務長官、「セラヤ大統領の帰国を歓迎し、双方が話しあいで平和的に解決することを望む、アリアス大統領の仲介を推奨する」。
9月22日、アリアス大統領、「双方がホンジュラス以外のサン・ホセで会談するよう提案する。合意は修正可能である。双方が交渉することを望まないなら、暴力が増大するだけで、流血をまねくであろう」。

続きは、添付書類を参照。「09.09.23 それからのホンジュラス (3).pdf」をダウンロード

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