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2009年1月 5日 (月)

キューバにおける有機農業―前進と課題―

キューバにおける有機農業―前進と課題―
Organic Agriculture in Cuba: Advances and Challenges
Santiago Rodríguez Castellón

サンティアゴ・ロドリゲス・カステヨン
森口舞・新藤通弘訳

(サンチャゴ・ロドリゲス・カステヨン。1959年生まれ。2006年3月没。当時、ハバナ大学付属のキューバ経済研究所(CEEC)の研究員、経済学博士、ハバナ大学助教授)

本稿は、2006年に執筆されたものであり、カステヨン博士の遺稿である。キューバで発表された初めての本格的なキューバの有機農業論である。3年が経過しているが、2009年の現状はほとんど変わっていず、本稿は有効性を失っていないので、ここに紹介する。

≪目次≫
はじめに
有機農業に関する一般的な側面
キューバにおける有機農業の現状
開発計画
中山間部での多作物栽培
有機生産の発展における弱点
最終的な考察
参考文献

はじめに
世界の有機農業運動の発展と、人類の環境分野における意識の向上は、従来の方法によって取得された食料への消費者の不信の拡大とあいまって、有機食料消費を加速度的に増大させている。
工業化された農業の危機の原因とその影響を考えると、変革の必要性は明白となっている。こうした必要性から、現在と将来の発展を保障するような、持続可能な形で農業生産の諸問題を解決するために、代替パラダイムが出現し発展している。有機農業は、こうした必要性へのひとつの回答となりうるであろう。
キューバは、この過程と無関係ではない。キューバでは、90年代初頭以降、幅広い地域で、化学資材の使用が減少した。それは、キューバの主要な貿易市場が消滅したとき、経済の収縮によって資材不足が起こされた結果であった。これによって国内の各地で、有機農業が導入された。
 本稿での目的は、キューバにおける有機農業運動の前進を分析することであり、それは、予想される問題点を検出し、有機農業の取組を改善するための戦略を決定する基礎として役立つであろう。

詳細は、下記論文を参照こう。


「07.05.16 キューバにおける有機農業、前進と課題 文末注.pdf」をダウンロード

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